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事業報告
2019年01月26日 We’s フォーラム 2019~Innovation concept ワタシの発想力が社会を変える
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平成31年1月26日(土)大和ハウス大阪本社ビル大会議室にて、「We’s フォーラム 2019~Innovation concept ワタシの発想力が社会を変える」を開催しました。

参加者の事業規模の大小や経験年数に関わらず、これから起こす事業、既存の事業に立ち返り、話せる場を創りたいと、1年以上の月日をかけて準備を進めてきました。

「イノベーションコンセプト」とは、顧客から見て、「分かりやすく」「斬新で」「価値ある」コンセプト(本質概念)をいいます。企業が提供する便益(ベネフィット)を受け取るため、顧客が進んで対価を支払うようになるには、多くの優れたイノベーションコンセプトが必要で、それは市場環境や顧客ニーズの変化、企業戦略の転換、時代の変化に応じて塗重ねていくものです。参加者の皆様が、今一度個々のイノベーションコンセプトに立ち返っていただくことで、今後の自己実現と事業発展の一助になればと考え、このフォーラムのテーマに選びました。

このテーマのもと、ゲスト講師には男女格差を乗り越え、また最貧国でモノづくりのビジネスを起こし、その国の人たちと一緒によいものを作りブランド化するというこれまでの常識をいくつも打ち破る、まさにイノベーションコンセプトを自ら体現してこられた株式会社マザーハウスの山口絵理子さんと、関西学院大学ハッピーキャリアプログラム主宰者である同大学専門職大学院 経営戦略研究科准教授の大内章子先生をお迎えする予定でしたが、山口さんの体調不良により同じく株式会社マザーハウス 副社長の山崎大祐氏をお迎えし、山崎さんと大内先生に本会会員が務めるファシリテーターが投げかける質問・インタビューに答えて頂く形で進行しました。

プログラムでは第一部「過去を振り返って-起業するまで」、第二部「経営者となった今」第三部「10年後の未来に向けて」と、時系列に沿ってお話を伺いました。

山崎さんしかご存じない山口さんの起業時の逸話や、創業時と会社が成長した今との意識の違いや経験したからこそ分かることなどを力強くも山崎さんの人間味あふれる言葉で語っていただき、起業を考えている人から既に経営者となって久しい人まで、胸に響いたことが多かったのではないかと思います。

大内先生には経営理論に基づいた解説もしていただき、山崎さんのお話に一味違った視点を加えて下さいました。

第三部では会場から頂いた「10年後の未来」を予想する声に山崎さん、大内先生のコメントも踏まえて、参加者全員に「10年後、お金も時間も人も場所もあらゆる資源が自由に使えるとしたら、起業家としてあなたは何がしたいか?」を画用紙に書いていただきました。その後、山崎さんと大内先生に気になる回答を選んでいただき、回答者に発表していただきました。お二人に選ばれた回答以外からも山崎さんも大内先生もずいぶんひらめきや刺激を受けられたようで、参加して下さった皆様と同じように楽しんでいらっしゃる様子でした。

今回は直前の講師交替にもかかわらず、131名の方にご参加頂きました。
参加して下さった皆様、講師の山崎さん、大内先生、本当にありがとうございました。