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事業報告
2009年10月29日 第2回「くるま座」
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日 時:平成21年10月29日(木)19:00~21:00
会 場:大阪産業創造館6FC会議室
参加者:会員22名、ゲスト2名
テーマ:~他業界から見た「有ったらいいな」~
自分の業界の事は意外と判らない・・業界外の意見に新しいひらめきを求めて

2回目のくるま座は、会場を本拠地・大阪産業創造館の会議室へ移し、話す事に集中出来る環境で開催致しました。出席者は、会員22名、ゲスト2名の総勢24名という、前回を上回る大人数となりました。
ゲストは、女性起業家を研究されているカナダ・ビクトリア大学助教授のAegean leung さんと
創価大学・経営学部教授のDebroux Philippe さんで、ご自身の研究に絡めて是非見学したいとの申し入れが有り、参加頂きました。

今回は、「他業界の人の目に映る自分の業界」をキーワードに、普段、気づかない自分の業界を他業界の目で見て「感じる事」「有ったらいいな」を自由に話し合いました。
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新しい発想や可能性の創出とは、業界の常識という縛りに妨げられている事が多く、それは、他者から投げかけられた何気ない疑問や質問に「目からウロコ」でひらめくものでも有ります。
そして、このひらめきがアイデアを生む訳ですが、ビジネスはこの「アイデアの集積」と言われ、新たな事業や商品、サービスを生み出すにも、今ある組織を改革するにも不可欠なものです。

ただ、アイデアとは感覚的なモノ、感性の世界と思われがちですが、決して感覚や感性にのみ依存するものでは無く、むしろそのベースに有るモノは、どこまで論理的にものごとを考えられるか?
という論理性に有るようです。

ひとつのひらめきに対して、実現性は?マーケットニーズは?手法は?コストは?・・・
と、論理的に積み上げてアイデアとして熟成させて行く事は、その現場を熟知している自分の業界だからこそ出来る事で、起業家それぞれが持っているノウハウだと思います。あとは、「目からウロコ」のひらめきが必要だという事でしょう。

今回のくるま座では、ひらめき創出の糸口が掴め、第一歩を進めた程度の感は有りますが、厳しい現状の中での、今後、さらなる発展と進化が望める「しゃべり場」になる事を確信出来た2時間でした。
当会にとって「くるま座」が、他会との差別化の大きな柱となり、会員の皆様に役立つ交流の場となれば、文字通りWe'sのアイデアが実を結ぶ事になるのでしょう。
(文責:木村)